アート:生き方
私は、アートに触れていたいのだ、と思う。
ライブに行って
小説を読んで
その内容如何とは別に、どうしようもなく、泣きたくなる。
アート。
何か、何かしらを捨て去ったような、潔く。
関係ない。
私にビジネスは向かないと感じる。
利益とかそういうものを追い求める感覚がまるでない。
顧客第一と利益を上げることとが、まるで相反することのように思えて仕方ない。
私は、表現者に、あるいは創造者に憧れる。
触れていたいと思う、その世界に。
ごちゃごちゃしていないもの。
裏側では複雑な要素が絡み合っていても
とにかく、その中でも何かが、結果として、ストレートに届く。
尊敬と憧憬と羨望と、
感動などという言葉ではあまりにも。
心を動かされたいのかもしれない。
何に生きればいいだろう、私は。
何をして。
名ばかりでもアートを騙って書き続けるのか。
こんな文字列でも、少しくらい愛おしいと思う。
誰かの為に生きるのが、まるで義務であるかのように語られる。
それは私にはとても烏滸がましく思える。
私は、私の為に生きなければ、私を生きて。
結果、誰かが少しでも笑ってくれたらいい。
だとしたら私は、何をしたら私を生きたことになるだろう。