ローゼンの雑記帳

ローランにして薔薇の末裔にしてソウルメイト!の雑記!

泣き顔も綺麗だと、せめて私は言いたい。

こんにちは!

ローゼンです。

 


昔、よく泣く私に

 

「涙は好きだけど、泣き顔は嫌い。」
「だから泣かないで」

 

と言った人がいる。

もう、10年も前の話。


彼がここに辿り着くことはないだろうし

着いたって、自分の発言など覚えてないだろうけど。


そして今の人は

「泣かなくていい」

と言う。


いや、私は
私が泣くことを受け入れているのだ、と最近気付いた。


そして、普段なかなか鏡を見ない私は
多分とても久しぶりに自分の泣き顔を見て

 

「嗚呼、意外と綺麗なんじゃない?」


と思った。

 

なんでこんなに泣いているのか全くわからない。

 

読んでいたweb漫画が
自分が行って欲しい方向に全くいかない。

 

すれ違いの悲劇は

 

花より男子みたいだ、と思ったし

 

嗚呼、そうだ

ロミオとジュリエットみたいでもある。


だからって
こんなに泣かなくても、とも思う。

 

PMSのせいかもしれないし

8ヶ月ぶりにライブで生音を聴いて
その音圧を浴びて

何かしらが感化されているからかもしれない。


1話を50円で

もう30か40話くらい読んだ。

 

これは紙の単行本があるらしい。
だったら絶対そっちの方が安い。

 

なんて考えながら

 

しかし泣きながら読み進めてしまう。

 

あと100話以上あるから
きっと最後は。
最後は結ばれるんですよね。

 

って思いながら

少しでも希望が見えないかと
見えるまで
と思いながら
読み進めてしまう。

 

しかしよく考えたら
あと100話もあれば

 

1回浮いてもまた沈むんだろうなぁ。


漫画とはそう言うもので

 

人生っていうのも
そういうものなんだろうな。

 


そう言えば昔

 

「涙の数だけ強くなれるよ」

 

ってめっちゃ歌ってた。

大人たちがよくカラオケで歌ってたし
小学校の時の全校合奏でオルガンを弾いたからだ。

 

まぁ、今なら
嘘なんじゃないかと思う。

 

私は本当に
どれくらい涙を流してきたんだろうか。


その数だけ強くはなってないと思う。

 

何回も何回も。
同じことで涙した。


むしろ弱くなっているんじゃないか。

 

嗚呼

昔あるアニメで

 

弱さになるから、と最愛の人を殺した秀吉がいたけど
(ちなみに私はその人に片思いをしていた慶次推しです)

 

今ならわかる気もする。

一人の方が色々と強いことはある。


ただ逆に
私が弱いからこの人と出会えたんだったら
それはそれでよかったなと思うし

 

一緒にいるからこその難しさも
一緒にいればなんとかなるでしょう


泣きながらでも。


どれだけ泣いても
涙に対する価値観が違っても
その違いにまた涙しても

 

その瞬間、少し悲しいだけ。

 

せめて私は、私の泣き顔が
意外と綺麗なことを思い出そうと思う。


“あらゆる瞬間に美がないことはありえない”


今年出会った、一番好きな言葉。

 


歌うようなリードギター
あの音圧と

 

夜更の静かさと
そこにある寝顔と

 

たくさんの本
白い月

 

私の泣き顔も
溢れる言葉も。

 

 

 美を集めて、毎瞬を。

 

 

 

 

 

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