ローゼンの雑記帳

ローランにして薔薇の末裔にしてソウルメイト!の雑記!

漫画「忘却の首と姫」で改めて泣いた…。

こんにちは!

ローゼンです。

 

以前も↓で紹介した

rosenstern.hatenablog.com

 

漫画「忘却の首と姫」ですが

さっき久々に読んでみました。

最終巻。

 

…泣いた。

研究室にいるのに泣いてしまった。笑笑

 

忘却の首と姫 第1巻 (花とゆめCOMICS)

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首がない王様と、王様に嫁いだリリアの物語ですが

最終巻にはリリアの両親の短編も収録されていて。

 

なんだろう…

泣いてしまった…。

 

ちょっとマリーアントワネットを思わせるような設定もあって。

王家に生まれたが為に、政略結婚で見知らぬ国に嫁ぐ、ような。

 

 リリアは、お見合いをして、お互い惹かれて結婚したんですけど

リリアの両親は、顔も知らずに結婚して。

でも結局惹かれて、愛し合って。二人で支えあって…。

 

国中が男の子を待ち望む中、

二人連続で女の子が生まれて。

やっと生まれた3人目も女の子。それがリリアでした。

 

期待に添えず、我が子の顔も見たくない。

国中の誰も、この子の誕生を祝わない、という母に、父は

「そう、だからこの子は、私たちだけの子だ」と。

 

王家を継ぐ男の子は、国のものだけど

この女の子は、自分たちだけの子供だから。

普通の幸せを願ってあげられる、と。

 

父…。

 

しかし父はリリアが小さい時に殺されてしまいます。

 

そしてリリアは、"二人だけの子だ"と言われていたのに

誰よりも国の為に、他国へ嫁ぐのです。

 

それでも、リリアが愛し愛され、幸せになることを

父の墓標に願う母、、、

 

ああああああああああああああ

伝えられない。。。

 

読む度に泣いてしまうのに、このよさを伝えられない。。。

表現力不足…。

 

 

そしてやっぱり私が泣いてしまうもうひとつの理由は

 

"もう二度とこの続きが描かれることはない"

 

ということ。

それがやっぱりつらい。

 

作者の惣司ろう先生も、無念だっただろうなぁ。

わからない。でも最後までこの物語を描けて幸せだったかもしれない。

 

もっと見たかったな。

もっとリリアたちのこれからを。

 

そう、思ってしまいます。

 

誰か続き的なものを書いて欲しい…。

 

あー思い出しただけで泣ける。うん。

 

 

大体、小説とか漫画って

誰かにおすすめされて読むことが多いんですけど

 

この漫画は、私が本屋で見つけたんですよね…。

 

試し読みの冊子があって、ほぼ一目惚れ。

多分、受験生くらいの時。

 

だから、この漫画を好きな友達がいない!!!(また)

ので、おすすめしたいのです。。

 

全7巻。

すぐ読めちゃう。

 

花とゆめの少女漫画なので

幼すぎず難しすぎず、だと思う。ちょうどいい。

 

もういっかい貼っとこ

忘却の首と姫 第1巻 (花とゆめCOMICS)

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もう、ぜひ、!!!

読んでください。

 

王国系ファンタジーが好きな人は

絶対好きだと思う。

 

ただの恋愛じゃないから好き。

 

7巻の帯は(今もついてるかわかんないけど)

本当に、本屋で泣きかけた。

 

"惣司ろうは今の時代を誰より全力で走った"

 

この作品に出会えてよかった。

 

以上。

ローゼンでした。