ローゼンの雑記帳

ローランにして薔薇の末裔にしてソウルメイト!の雑記!

女性活躍について/「LEAN IN」

こんにちは!

ローゼンです。

 

最近本を読み終わったので

手放す為に備忘録を書きたいと思います。

 

「LEAN IN」

 

 

 

・本の紹介

著者、シェリル・サンドバーグgoogleマッキンゼーを経て現在はFacebookのCOOをしている。すごいキャリア。その中でも2人の子供を出産し、育てている。

著者のキャリアの中での実話や知人の体験談から女性活躍を取り巻く問題を統計的な数字を示しつつ提起している

 

・本を買った理由

何故こんなGAFAのトップが書いた
女性活躍の本

 

なんて私が読みそうもない本を読んだかというと。


数ヶ月前にたった一瞬だけ、
社内の女性活躍を考えるチームにいたことがある。

 

その時のチームメンバーが、読む予定だと紹介してくれたのがこの本だった。

 

途中まで読んでいたところでそのチームは解散となり
(その終わり方はあまりにも…いや、忘れよう)

 

読み進めるべき理由をなくしていたのだけれど、

 

この度本棚を整理して
まぁ、どうせ手放すのであれば1回読んでしまおう
と思って読み終えてみた。


・この本をお勧めしたい人

柄にもなくこういうことを書いてみる。

 

女性活躍を勧めたい経営者
 具体的なノウハウが書いてあるわけではないが、社会において女性がどのような性質を持っていて、妊娠・出産・育児・過程についてどのような悩みがあるのかを知ることができる

 

女性活躍推進チームのようなものに所属している人
 上に同じ

 

活躍している女性
 全てを完璧にこなさなくてもいいと思える
 既に活躍している女性が、新たな活躍する女性の登場を阻んでいる場面もある

 

活躍したい女性
 背中を押してもらえる。

 

結婚したい人・している人
 結婚相手と仕事・家庭に対する価値観を共有することの大切さがわかる


・印象に残った部分

“妊婦には駐車場の配慮が必要だということに、実際に自分が妊婦になるまでなぜ気づかなかったのかーーこのことに、私はいまにいたるまで困惑している。”(序章)


思い浮かんだ情景と共に最も覚えているのはこの話だった。


最後まで読んだ今、本を引用しようと思って何度ページをめくっても見つからない。
試しに最初から…

と思ったら、最初の話だった!!
びっくり。

 

最初の話でも、読み終わって覚えてるくらい印象的だった。

 

女性の社会進出や女性活躍を考える場に、とりあえず女性が呼ばれる。

 

でも、困りごとはそれぞれのライフステージによって違うし
それぞれに困難がある。

 

女性だからといって、女性の困難が全てわかるわけではない。

 

特に妊娠も結婚も経験していない若い女性は想像でしか語れない。

 

私である。

 

まぁ、わかることは一つある。
自分が妊娠している時に旦那が仕事で忙しくしてたら嫌だわ。

 

 

“同じテーブルに着こう”

女性は自ら謙遜してしまう癖がある。
この話は、著者のTEDのスピーチでも有名らしい。

www.ted.com

 


“多くの女性が、うかつな一言や不注意なふるまいで夫のやる気を削いでいるように思う”(8章)

 

結婚している女性が活躍する上で夫の理解が必要である。
そこで理解のある夫と家事を分担してみる。

 

食器洗いはあなたね。

 

しかし、まぁ、遅い。私がやった方が遥かに早い。

 

そこで
「時間かかりすぎじゃない?」とか
「これはこうやればいいのに」とか言ってしまうと

夢の家事分担生活は多分終わる。


ということが書いてある。

 

その前に、女性は自分に完璧を求めすぎる節があるという話がある。
それで、相手にも同じように求めてしまうんだろうなと思う。

 

とても思い当たる節がある。。。うん。
ので、最近は口出ししないように気を付けている。

そして自分も、完璧ではなくていい、と言い聞かせつつ…

 


“家の外で働く母親は、家の中で働く母親も重要な仕事をしているのだと認めよう。
家の中で働く母親は、家の外で働く母親の選択を尊重しよう”(11章)


女性活躍推進を妨げている要因の一つに、女性がある。
既に活躍している女性が自分の席を奪われまいとしていることもあるし
専業主婦からの非難もある、と。

 

それは、お互いがお互いにどこかで罪悪感を感じてしまっているから。
無言の非難を受けているような。

 

でも本当は自分の選択に心やすらかでいたいはずだ、と。
周囲から認めてもらいたい。だから、認め合おう。と。

 

なるほどこれが私に刺さったのは
今まさに私がその間で揺れているからだろうと思う。

 

どちらにも行こうと思えば行ける。

 

でも、どちらに行っても反対側から何かしら言われるのである。
し、自分自身でも少なからず後悔する。どちらを選んでも。

 

潜在的に、全ての可能性を掬いたいと思ってしまっているから。

 

だから私はまず、どちらも素敵なことだと認めないといけないんだな、と思った。

 

 

総括

結局、この本を読んでよかったと思う。


ただ私にはもうだからと言って何をするわけでもなく

自分の選択をするだけである。

 

この本とより深く向き合うのは今じゃない。
いや、いつか来ると決まった訳でもないけど。

 

これは主に「仕事をしたい!!」女性のためのものだ。
そしてそんな場所を作ろうとしているすべての人が読むべきものだ。

 

ので、今の私ではない。

 

ただ、家の中も外もどちらも重要で素敵な選択だというのは
少し嬉しかった。

 

手放すための備忘録。
うーん…いつかもう少し整理しよう。

 

 

ただ、プライベートを犠牲にして仕事をすべきだ、というのはやっぱり
もう違うんじゃないかと思う。

 

そのために理解ある伴侶を見つけなければならないと。

 

私は理解ある伴侶ではないので。

 

助け合えば、両立できるはずだろう。

それをやりもしないで無理だと決めつけるな。


少しでも家庭を優先させるような言動をすれば
仕事への熱意を疑われるんじゃないかと怖かった

 

という言葉があった。
まさしくこれだ。
そして実際にそのような場所である。生きづらいな。

 

だから。

納得のいく選択をしよう。

 

 

 

 

 

それでは。

ローゼンでした!

 

 

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